皆さんこんにちは。名東区医師会長の牧篤彦です。名東区医師会(以下当会)のホームページにお越し頂きまして有り難うございます。
春は桜、夏は海、秋は月、冬は雪。これは僕の四季に対する勝手なイメージですが、ともあれ泣いたり笑ったりで1年が過ぎ、また春が来て桜。時は季節をくるくる回りながら、過去から未来へと流れていきます。いつの世においても健康で充実した日々を送ることは、私たち人間の願いでしょう。
しかし世界に目を向ければ、新型コロナウイルス感染症は収束が見通せず、人間同士の争いは絶えるどころか核戦争が危惧されるなど、厳しい現実が見えてきます。他にも南海トラフ地震や異常気象、人口減少、経済衰退といった命や生活への脅威と隣り合わせの毎日を我々は過ごしています。
そんな、笑顔が難しいタフな世界にあっても、人は朝起きて花に水をやり、学校や仕事に出かけ、夜になれば仲間や家族と暖かい時を紡ぎます。
当会は市民の健康を守るために様々な取り組みを行っています。皆さんの毎日が笑顔に満ちるよう、全力を尽くしますのでどうぞよろしくお願いいたします。以下、当会についてご紹介します。
<市民の皆様へ>
当会はかかりつけ医(いわゆる開業医)のみならず、病院や介護施設に勤務する医師、名東保健センターの医師等、総勢226名にて構成されています。昭和51年、名東区が千種区から独立した翌年に設立されました。事務局は丁田町の休日診療所内に置かれています。
当会は日曜・祝日・年末年始の昼間の時間帯に休日急病診療所にて急病の診療を行っています。診療科は内科と小児科です。発熱や風邪症状のために受診される方がほとんどですので、現在は電話予約した上でご来院いただき、駐車場で感染防御を行いながら診療をしています。新型コロナウイルスの抗原検査や核酸増幅検査も行っています。皆様には多少のご不自由をおかけしますがご理解の程宜しくお願い致します。尚、以前は薬を1日分しか処方しませんでしたが、現在は原則として5日分程度処方しています。休日に体調を崩された場合は名東区休日急病診療所(052−774−6631)までお電話ください。
その他、かかりつけ医においては予防接種、特定健診やがん検診等の検診事業を名古屋市から委託を受けて行っています。また、在宅医療や介護事業の分野においては区役所やいきいき支援センター・介護事業者と連携し、在宅医療の提供に力を入れています。更に、産業医・学校医の推薦や、大災害発災に備えるための救護所設置訓練を区役所・消防署と共同で実施する等、幅広く総合的な活動を続けています。
<医師の方へ>
当会は名東区内で医療・介護・保健事業に従事するすべての医師の入会を歓迎します。愛知県医師会や名古屋市医師会とともに、会員の資質の向上、経営の安定、医療事故への対応、在宅医療における連携、会員間の親睦等、様々な面から先生方をサポートします。名古屋市が実施するがん検診や予防接種事業にも参加できます。詳細については事務局までお問い合わせください。
令和4年 名東区医師会 会長 牧 篤彦
歴代の会長を紹介致します。
- 判治 哲夫 先生(故人)(昭和50年度から平成10年度)
- 中村 俊郎 先生 (平成11年度から平成22年度)
- 清水 隆 先生(故人)(平成23年度から平成24年度)
- 伊藤 克昭 先生(平成25年度から平成29年度)
- 三浦 義孝 先生(平成30年度から令和3年度)
- その他、副会長はじめ沢山の先生方の協力のもとに医師会は活動しています。